私の住む地域は元々雪が多いところなのですが、おととしの冬は数十年ぶりの大雪でした。我が家の塀は高さ1mほどのアルミ製の比較的簡単なつくりの塀で、家の壁面から1mぐらいしか離れていないところにあります。その年、屋根からの落雪が家の壁面と塀の間にどんどん積もっていき、ついには幅5mくらいにわたって(5mほどで1つのパーツ)根元から倒れてしまいました。
また、洗濯干し場の樹脂製の雨除け屋根も1つのブロックが落雪で破れてしまいました。
塀の修理代が10万円。雨除け屋根は1ブロック新しいものに入れ替えて6万円かかりました。大雪のせいで思わぬ大きな出費でした。
雪国の屋根瓦には雪止めというものがあり、雪があまり落ちないようになっているのですが、我が家の屋根には結構大きめのソーラーパネルが設置してあり、その上に積もった雪はすべて滑って落ちてきます。折れた塀はソーラーパネルの下にありました。塀が家の壁面からもっと離れていれば、そしてソーラーパネルが無ければ塀は倒れてなかったでしょう。そして洗濯干し場もあまり屋根から雪が落ちないようなところに作るべきでした。
雪国にお住いのこれから家を建てる予定の方、こういった面もぜひ考慮されてエクステリアの設計をしてください。
ちなみに火災保険に入っていれば、雪によるエクステリアの破損も保証される場合が多いようです。私もその後さっそく火災保険に入りました。
今回、雪国に住む私の残念なエクステリアの体験談を話させていただきました。雪国に住むこれから家を建てようという方に少しでも参考になれば幸いです。
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