“私の家族は妻と3人の息子、最近生まれた赤ちゃんの計6人、1人10万円のため6人家族だと計60万円が支給された。
1人10万円支給されることは小学生の息子たちも知っており、「父ちゃん、俺の10万円をくれ」。
生活のために支給された60万円、息子のオモチャ代になるのはオカシナこと。
私、「あげない」
息子、「◯◯君は1万円をもらったと言ってたぞ」
私、「1万円が欲しいなら、◯◯君のところの子供になりなさい」
お金が貰えないと分かった息子は、怒って子供部屋へ行ってしまった。
息子達が寝てから、
私、「お小遣いを上げてくれない」
妻、「何処に、そんなお金があるの?」
私、「支給された60万円があるだろ」
妻、「あのお金はダメよ、家の外壁塗装をするのに使うのだから」
お小遣いを上げてもらえな私は、怒って寝室へ行った。
翌朝、出勤のために家を出た私は自分の家の外壁を見た、妻が塗装をすると言うのも分からないでもない、自宅の外壁は劣化が進んでいた。
それから2ヶ月後、仕事を終え家に帰ると、自宅の周囲はネットで覆われ業者さんによる外壁塗装の準備が始まった。
外壁塗装をすれば私のお小遣いは上がらない、ネットで覆われてしまうと、今さら外壁塗装を辞めてくれとは言えない。
それから1ヶ月後、仕事を終え家に帰ると、覆われていたネットはなくなり、外壁塗装された自宅はキレイになっていた。
妻、「キレイになったでしょ?」
私、「うん」
妻、「それだけ」
私、「うん」
自宅がキレイになるのは嬉しいが、私としては自宅がキレイになるよりお小遣いを少しでも上げて欲しかった。
3人の息子、「父ちゃん、おかえり」
私、「ただいま」
3人の息子、「父ちゃん、良いのを見せてやろうか?」
私、「うん」
3人の息子が子供部屋から持って来たのは、私が見たことのないオモチャ。
私、「どうしたの、そのオモチャ?」
3人の息子、「母ちゃんに買ってもらった」
妻、「助成金が出たから、家の外壁塗装は思っていたより安く済んだのよ」
私、「だったら、僕のお小遣いを上げてよ」
妻、「それは出来ない、子供たちにオモチャを買っちゃたから」
私、「えー」
お小遣いを上げて貰えないと分かった私は怒って寝室へ行くと、赤ちゃんが泣いていた、僕だって泣きたいよ。”